MENU

penny買ったらより釣り行くのが楽しくなった

pennyとは

スケートボードの種類で、一般的なトリックをするようなスケートボードではなく、主にクルージング・街乗りをするためのようの物です。
そのため、前後対象の形をしているのではなく、明確に前、後ろがある形状をしております。
pennyというのは正確には、上記のクルージングメインで使用するスケートボードのメーカー・ブランド名なのですが、この領域でのデファクトスタンダードになっているため、こうした形状のスケートボードを総称してpennyと呼ぶことも多いようです。
ただ、pennyタイプのスケートボードと本物のpennyでは乗り心地にかなり差があるらしく、自分はpenny製の22インチの物を購入いたしました。

良かった点

とにかく便利で楽しい

pennyはとても快適にクルージングが出来るので、ちょっとした場所移動にはとても便利ですし楽しいです。
多少傾斜がかかっているところはもちろんですが、ひと蹴りでスイスイ進める感覚はなんとも病みつきになります。
海に釣りに行く際も、駐車場から釣りのポイントまで結構歩く場合にはとても便利ですし楽しいです。
自分がよく行くポイントでは、駐車スペースから釣り場まで約500m程度海岸線を歩かなくてはならないのですが、pennyなら徒歩よりもスムーズに移動出来るので便利です。
釣りのときだけでなく移動も楽しめるのは嬉しいです。

持ち運びが楽

pennyの中でも特に22インチのものはとてもコンパクトで少し大きめのリュック程度の全長しかありません。
そのため電車にも持ち込むこともできますし、車に乗せるのも楽ちんです。 まだ持ち込んではいませんが、電車にも持ち込んで電車釣行もやってみようと思ってます。

注意点

公道で乗る際は人通り、交通量が少ない場所で

いくつかのブログでも言及されていますが、pennyなどのスケートボードを公道で乗るのは道路交通法的にNGというわけでは無いようです。

sk8-life.info

ただし、その記載も「交通のひんぱんな道路」という表現にとどまり、あまり明確な定義がされていないようなので、状況次第での判断ということになってしまいそうです。

上記の方の記事においては、

「スケボーは公道使用禁止」と思っている人が多いのではないでしょうか?

自分もずっと公道では禁止だと思っていたのですが、道路交通法第七十六条第4の三には

交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。

と書かれています。

判断が難しいのが『ひんぱん』ってどれくらいなの?っていう所で、明確な線引はないのですが、昭和34年4月16日の名古屋高等裁判所の判決の中では、

1時間あたり、原付30台、自転車30台、歩行者20名程度の場合は、交通のひんぱんな場所とはいえない

との判断だったようです。

上記を踏まえると

  • 住宅地内で普段は住人や宅配便くらいしか通行の無いような道ではアウトではない
  • 田舎の道路など1時間あたりの交通量が非常に少ない道ではアウトではない
  • 自動車など交通が一定量ある道路ではアウト
  • 都市部の歩道などは1時間あたり20名どころか数えればその時点で20名は通行してるのでアウト といった感じでしょうか。

というように考察頂いており、ある一面ではその通りなのだろうという一方で、渋谷の町中やその他明らかに人通りが多いところでスケートボードを乗っている方も見受けられ、またそれがその街として受け入れられている(という印象を受ける)状況も見たことがありますので、必ずしも1時間あたり20名というのが上限というわけでも無いのかなと思います。
しかも引用元の判例も昭和34年の事例なので、当時と現代とでは「ひんぱん」の解釈も全く異なっていると思います。
「捕まる原因になりうるか」と「事故など起こしてしまい捕まった後裁判などで罪に問われるか」とは少し判断基準も変わってくるだろうし(個人的な感想です。前者のほうがその場に居合わせた人・警察の主観に依存する部分が大きいのかなと。知らんけど)あくまで上記の条文は判断基準の一つとして捉えておき、その場の状況次第できちんとモラルのある行動を心がけるというしかないみたいです。

※もちろん条例で禁止されている市区町村、スケートボード禁止の案内がある公園、地域ではNGです。

荷物が多いときは流石にやめた方が良いかも

ただスケートボードを楽しむならまだしも、釣りに行くときは色々と荷物もあります。
ロッドやタモ網、場合によってはクーラーボックスなども持っている場合もあるかと思います。
自分が釣りに行くときも、ロッド、タモ網は肩から背負って、ルアー系はウェストポーチという形で、両手を開けた状態で乗っています。
ガッツリ青物狙いのショアジギングで魚を持ち帰り想定でクーラーボックスを持っていくなど、大きな荷物を持ち運ぶ場合はやめたほうがいいかもしれません。
転倒した場合はロッドやタモを破損する恐れだけでなく、釣具で周囲の人に怪我をさせてしまう恐れもあります。
必ず両手を空けて荷物も少なく安全にスケートボードが出来る状態で乗るようにしてください。

終わりに

pennyを使って釣りに行くようにしてみたら釣りだけでなくpenny自体に乗る楽しみも増えてより楽しい釣行になってきました。
もちろん釣りに行くとき以外にも普通にpennyを乗るだけでもとても楽しいのでおすすめです。
ルールを守って、安全に自他の安全に配慮し楽しんでみてください。