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Kangooで車中泊キャンプしてみました!

8月終わりに子供二人(4歳娘、2歳息子)を連れて、キャンプに行ってきました。
夏休み最後の思い出にと思って連れていき、とても楽しい思い出を残すことが出来ましたが、事前の準備も、当日の対応もなかなか大変だったので、振り返りも兼ねて備忘として残しておこうと思います。
誰かの参考になれば幸いです。

準備したもの

まず前提として、幼な子2人連れての初キャンプだったため、準備は最低限、それでも子供たちが楽しめるように、というコンセプトで色々と準備をしました。

車中泊のための準備

我が家の車はルノーのカングーでして、割と後部座席で寝やすい(と、カングーファンからは言われている)ようなので、テントを購入して当日ドタバタの中で設営することを避けるため、車中泊する事にしました。
とはいえ寝る場所は車だとしても飲食や調理をする所は必要なので、雨が降った場合のことを考えるとタープは必要だと思い、以下のタープを購入しました。特にこだわりもなかったのでAmazonでポール付きで最安値を調べて買いました。

大人一人子供二人でのキャンプには十分なサイズ感でした。
f:id:ti_taka:20210902203857j:plain うまく設営できずなんか格好つかないですが。。

車中泊する際、当然一晩中エンジンを付けっぱなしにすることはできないので、夏の暑い時期は窓を開けることになりますが、山に囲まれたキャンプ場だと蚊など虫が入ってきてしまいます。
そこで窓を網戸化し、バックドアをオープンにしてそこにもネットを張ることにしました。

調べたところカングーには純正のバックドアネットは存在しないようなので、以下の汎用的なバックドア防虫ネットを購入いたしました。

クリップが8個ついており、縁に沿ってクリップを取り付けることでしっかり取り付けることができます。
真ん中にファスナーがついているのでそこから入れることもできますが、ファスナーの開閉も面倒臭かったので、横着して底辺部分を固定せずにそこから出入りする感じにしました。 f:id:ti_taka:20210902224729j:plain

ドアウィンドウの網戸化

バックドアは↑で網戸にできますが、ドアウィンドウはどうしようかと悩みました。
ドアウィンドウに関してはカングー純正のネットがあるみたいなのでそれを買っても良かったのですが、今回は子連れで車中泊キャンプは初めての試みだったので、まずはスモールスタートと思いとりあえず安物でしのごうと思いました。
取り急ぎ合いそうだなーと思った↓のものを購入してみたのですが、カングーにはサイズが合わず使えませんでした。。(皆様お気をつけください。。とか言いつつ参考のためリンク貼っておく)

これはだめだったのですが、色々と探した結果汎用的なドアウィンドウではカングーの窓のサイズに合うものを見つけられませんでした。
悩んだ結果、一時的なものですし夜寝ている間だけなので、適当なネットを磁石で窓に付けておいて網戸代わりにすればいいやという結論に達しました。
では何を網戸代わりにするのかというのも、レンジのフィルターなどを試したり色々とホームセンターやら百均やらで探してみたものの、最終的にはケイヨーデイツーに売っていた、米籾の水に浸すための網袋にすることにしました! f:id:ti_taka:20210902225623j:plain 10枚入って300円程度なのでなかなかのコスパです。
サイズを測ってみたところ、2枚つなげればリアウィンドウをカバーできて、3枚つなげればフロントウィンドウをカバーできそうでした。数もぴったりです。

縫い合わせて、百均で買ってきた強力磁石で付けてみました。
f:id:ti_taka:20210902225914j:plain なかなかいい感じです。
隙間が空いているように見えますが縁の部分はちゃんとしまっているので大丈夫です。(でももう少し磁石ほしかった)

窓を網戸にしただけでは風がないときに暑いので、充電式の扇風機も購入しました。

これをこんな感じで天井に付けておいて、下に風が来る形にしました。

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また、ポケットには凍らせたペットボトルもタオルにくるんで何個か入れておき、冷たい風が来るようにしました。(これに意味があったかは謎)

車内は、リアシートを前に倒してフラットにし、自宅で使用しているマットを敷いて寝床を確保しました。
写真を取り忘れてしまいましたが大人一人幼児二人だとかなりギリギリの広さでした。

食事づくりのための準備

食事については、子供二人連れでかなりドタバタすることが想定されたので、

  • バーベキューなどはしない
  • でもせっかくなので焚き火を使ってなにか作りたい(特に焚き火でご飯を炊くところを見せてあげたい)
  • でも鉄板・フライパン・油は使いたくない
  • 大変なので品数は最低限
  • それでもちゃんと満足感は欲しい
  • でも子供の満足感が最優先

という条件で考えて、夕飯は

  1. 鍋で炊いたご飯
  2. 焼き鳥
  3. マシュマロの串焼き(子供たちが自分で炙る)

にして、朝食は串でウィンナーを焼いたものをパンに挟んでホットドッグにすることにしました。

とりあえず焚き火はやりたかったので↓のバーベキューコンロを購入しました。
とても小さくやすい買ったですが、大人一人幼児二人だけだったのでサイズ的に十分かなと。
大きめの本格的なものを購入しても子供の面倒を見ながらはどうせ回せないと思ったので小さめにしました。

実際に焚き火をしてみたところは↓の感じです。
f:id:ti_taka:20210903164917j:plain 小型の鍋やフライパンで一品作るには申し分ないサイズ感ですが、並行して複数種作るとかは厳しそうです。
ですが人数が少ないときは十分そうですね。

その他

それ以外にも色々と準備をして臨みました。
参考までに持ち物リストの一部を載せておきます。

  • 子供の遊び系
    • 虫取り網
    • 虫かご
    • 花火
    • 子供用自転車 → 結局持っていかなかった
  • キャンプ用品
    • タープ
    • クーラーボックス(釣り用の保冷力高いやつ)
    • ウィンドウネット
    • 充電式扇風機
  • 寝具
    • マット
    • 掛け布団
  • 料理系
    • 炭→DAISOのもの
    • 着火剤→DAISOのもの
    • ライター
    • アルコールランプ → サイフォン用のもの念の為
    • 焚き火台
    • 串に刺して持ってくもの
      • 焼き鳥
      • マシュマロ
      • ソーセージ朝用
    • 米(夜用、家で米とぎしておいて水に浸しておく)
    • パン(朝用)
    • ケチャップ
    • フォーク、スプーン
    • お箸
    • しゃもじ
    • 茶碗(割れないもの)
    • 紙皿
    • コップ(プラスチック)
    • タンブラー
    • お手拭きになるもの
      • 消毒ウェットティッシュ
  • ゴミ袋数枚
  • 軍手
  • バケツ → DAISOの水くみバケツ
  • ランタン → DAISOのもの
  • トンカチ → タープ設営用
  • 虫除けスプレー
  • 蚊取り線香
  • 虫刺され薬

キャンプ場(りんごの輪)について

キャンプ場は船橋にあるりんごの輪というところを利用させていただきました。
→詳細はこちら
古民家を利用した管理棟があるキャンプ場で、船橋アンデルセン公園に近くにあります。
管理等に炊事場や冷蔵庫、浴室もあり、キャンプ初心者にはとてもありがたい環境でした。
周囲は自然に囲まれているのに、都心、船橋市市街地からのアクセスもよく、キャンプ上級者でも楽しめる場所じゃないかなと思います。(多分)
このキャンプ場、設備も整っており、自然に囲まれていて環境もよく、管理人の方々もとても良い人ばかりで本当に最高のキャンプ場でした。
すっかりりんごの輪にハマってしまい、りんごの輪のいいところを語り尽くすレビュー記事だけでだいぶ長くなりそうなので本記事ではこの辺にしておきますが、とても楽しい時間を子供に過ごさせる事ができて感謝しかありません。

↓こんな感じのところに設営します。
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↓管理棟内には囲炉裏もあり(元々きりたんぽ鍋店を営んでいた家屋を再利用しているそうです)、自由に使っても良いそうですので朝食の際に利用させていただきました。
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結果・反省点

りんごの輪キャンプ場のホスピタリティに助けられたところも多々ありますが、なんとか子連れでの一泊のキャンプをやりきることができ、子どもたちにも楽しんでもらうことが出来ました。

夕飯

夕飯は鍋でご飯を炊いて(これも子供にはいい経験かなと)、焼き鳥を焼きました。 また、子供たちにはご飯の後マシュマロを炭火で炙って食べてもらいました。
夕飯については割とうまくいったので特にこうすればよかったとかはないです。

ご飯の炊き方は↓の記事を参考にさせていただきました。
※念の為しっかりと浸水出来るよう、自宅で米とぎを済ませ、浸水しておきました。

www.honda.co.jp

こんな感じで、小さめの鍋なら十分このこのコンロでも炊くことが出来ます。(今回は2合炊きました)
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割といい感じに炊けました。激ウマでした。
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焼き鳥もこれぐらいの量を焼くには十分な大きさでした。
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子どもたちはその後マシュマロを炙って食べました。(真っ暗。。)
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就寝

夕飯を食べた後はサイト内で花火をやり(りんごの輪では手持ち花火のみOK)、管理棟内のお風呂に入って、車で寝ました。
(花火のときは風が強くろうそくの火がすぐ消えてしまったので、念の為に持ってきたサイフォン用のアルコールランプが役に立ちました) f:id:ti_taka:20210903221738j:plain

いざ寝るとなると、それまで吹いていた風がやんでしまいベタ凪、そして雨もふらずに熱帯夜だったのでとても寝苦しかったです。
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しかも子供が布団をかけたがるだろうから布団を持ち物リストに加えていたにも関わらず忘れてしまい文句を言われる始末。。
更に21〜22時ごろの眠りにつく時間帯は寝苦しいぐらい暑かったものの、深夜2、3時ごろには天気が移ろい一気に気温が下がりむしろ寒くなるという。。掛け布団ほしかった。。
更に更に夜中になってからは少し雨が降り出して焦りました。。窓は網戸にしており屋根はなかったので雨が入ってこないようにとフロントとリアの窓を閉めました。それでも寒かった。。
そんな中でも子供はすやすやと寝ついて朝まで熟睡してくれたみたいですが、自分は車のシートをフラットにした後の若干の傾斜が気になってしまいあまり眠れず、寝不足の状態で朝を迎えることとなりました。。

車中泊には色々と課題が残る結果となりました。

朝食

朝食は、焚き火台を使わず、せっかくなので管理棟にある囲炉裏を使わせていただくことにしました。
といってもウィンナーを焼くだけなのですが、これも良い経験ということで試しに。
囲炉裏の使い方わかりませんが、こんな感じで火を起こしてウィンナーを焼いてみました。
f:id:ti_taka:20210903224325j:plain なんやかんやしっかりジューシーに焼けたのでパンに挟んでホットドッグにしました。ただ残念ながらケチャップを忘れてしまいましたので、管理棟に置いてあった焼き肉のタレを拝借し、焼き肉のタレ味のホットドッグにしました。(持ち物リストには載せてたのに。。なんだかんだ子供たちも美味しいと言ってくれていてよかったです。)

あればよかったもの

色々と反省点はありますが、特にこれがあればよかったな〜と思うものをいかに列挙してみます。

炭火用の鍋

炭火でご飯を炊くために、自宅から小さな鍋を持っていっていたのですが、炭火で使っていたらすすで底一面真っ黒になってしまいました。
(後から妻に聞いたら↑で米炊いてた鍋1.5万円ぐらいするものだったらしくあまり汚してほしくなかったらしい。。)
どうしても炭火にかける以上多少のすすはついてしまうので、自宅のものを代用せずアウトドア用の鍋は準備したほうが良いと思いました。

ちなみに自宅の鍋についたすすは↓の記事を参考にクエン酸で煮込み、綺麗に洗い落とすことが出来ました。
www.bepal.net

もっと明るいランタン

ランタンは一個だけ、DAISOで550円で購入したものを持っていったのですが(確か1000ルーメン)、外で広範囲を照らすには光量不足でした。

まぁ食べるぐらいは出来なくもないですが、暗い。。。 f:id:ti_taka:20210905235944j:plain

もっと着火しやすい着火剤

こちらもDAISOで購入した100円の着火剤(液体ではなくブロック状のモノ)を使ったのですが、風が吹くとすぐに炎が消えてしまい、着火剤としての役割を全う出来ていませんでした。
液体のものはすぐに燃えきってしまうイメージがありますが、しっかりと炎を出して炭に火をつけてくれるようそちらを選べばよかったかなーと思いました。
ただ、あまりに風が強いとそもそも着火剤であっても火は出ないと思うのでそもそも風対策をしっかりとやるべきかと思います。

扇風機一人一個

↑にも書きましたが結局寝るときはすごく暑くて寝苦しかったです。。
ただ、秋が近づきつつある気候だったので何をしていても暑いという訳ではなく風が当たれば心地よい状況だったので、せめて扇風機が一人一つ、しっかりと風に当たることが出来るようにしておくだけで随分快適さが変わったかもなーと思います。
もちろん真夏の熱帯夜ではそれでもどうしようもないかもしれませんが、少なくとも前回のキャンプ時は扇風機での解決ができそうだったので次回は準備しておこうと思います。

掛け布団

こちらも↑に書きましたが、寝付くときは寝苦しい暑さだったのに深夜は寒かったので掛け布団は必要でした。
温かい布団を用意するというのも必要ですが、暑さ対策という観点でも肌触りが冷感の薄手の布団を準備しておけば暑い状況でもより快適に寝れるかもしれません。こちらも次回はやってみようと思います。

テント

そもそも当初の前提を覆す形になってしまうのですが、、個人的には正直カングー寝づらかったです笑 ↑にも記載しましたが、確かにリアシートをしっかり倒せて後部をフラットに出来はするのですが、若干の傾斜はどうしても生まれてしまい、上半身が少し起きた状態で寝る形になってしまいます。(本当に少しです)
ただでさえ寝付きの悪い自分にはそこが気になってしまい寝づらかったので、次回はテントを張ってテントの中でちゃんと布団を敷いて寝たいと思いました笑
もちろん、子供連れの場合はスムーズに設営出来るか、荷物が増えることをどこまで許容するかとの兼ね合いにはなりますが、雨が降ったときのことを気にしなくてもいい分、テント泊にしてしまったほうが楽かもしれないと思いました。

まとめ

色々と反省点はあるものの、どうにかこうにか初子連れキャンプをやりきることができて、とても楽しかったです。
夏の最後にいい思い出を作ることが出来ました。

2021年の夏は緊急事態宣言下だったので、移動中も移動先も密にならないように、かつ移動も最低限でと気を使いながらの子供との遊びでしたが、割と色々と遊ぶことができたかなーと思います。この辺もまた来年に向けて別記事で残しておこうと思います。