HHKB Professional HYBRID Type-Sを購入して1年使っての感想とキーマッピングのカスタマイズ
結論
最高でした。あまりキーボードにこだわりがある方ではないですしキーボードを買うこと自体始めてですが本当に買ってよかったと思える品でした。
HHKB Professional HYBRID Type-Sとは
2019年12月10日に発売された高級キーボードHHKBシリーズの最新作!です。
自分も仕事柄メールやプログラミングでタイピングすることも多く、趣味でプログラミングもしていたので、HHKBはずっと気になっていたキーボードでした。
ただ家と会社両方で使うことも考えると、ただでさえPCが入って重いリュックにキーボードを入れて持ち歩くのも面倒だし、かといって持ち歩かずに家でPCを使うのと会社でPCを使うのとでキーボードの使用感が変わるのも嫌だったので少し悩んでいました。
そんな折にコロナ禍で仕事も大部分在宅になったので、思い切って買ってみました。
HHKB Professional HYBRID Type-Sにもいろいろな色、種類がありますが、やはり使用頻度が高い配列ということでJIS配列の黒を購入しました。
打キー感が最高
やはりこれが何より一番の理由ですね。
これは本当に凄いです。もともとPM的な業務が多かった(昨年は。今は実装がメインですが)ので社内外のメンバとメール、チャットでやり取りをすることも多く、ドキュメント作成も数多くしていたので、一日中タイピングしていたのですが、キーボードのタッチ感は本当に気持ちよくてずーっと文字を打っていたいと思うぐらいです。
具体的にどんな感覚なのかというと自分はあまり他のキーボードを触ったことがなかったのであまり比較は出来ないのでわかりません。。
が、以前バイト先でREALFORCEのキーボードでプログラミングしていたのですが、打キー感はそれと近いなーぐらいの感覚です。
まぁどちらも「静電容量無接点方式」とかいう仕組みのキーボードなので近いのでしょうが。
もちろんこの文章もHHKBを使ってタイピングしていますがいつまでも文字を打っていたいと思えるのですごく無駄な文章になっている気が。。
キーマッピングを自在に変更可能
Happy Hacking Keyboard キーマップ変更ツールというのが公式サイトからダウンロード出来るのですが、このアプリを使ってキーマッピングを好みのものに変更出来ます。
このキーマッピングの変更というのは、↑のソフトウェアで変更を管理するのではなく、HHKB本体のメモリに変更を書き込むようなので、PCに依存せず、接続するすべてのPCで変更したキーマッピングでキーボードを使用することが出来ます。
私の設定内容
私は以下の感じで設定しています。
変更前
変更後
- 右下の矢印キーをすべて無効化(プログラミングしているときに
_
とか/
を小指で押したいときにめちゃめちゃ押し間違って意図せずカーソル移動させちゃうので、、) - Vimのキーバインドが好きなので以下を設定(少し違いますが)
Fn + j
->↓
Fn + k
->↑
Fn + h
->←
Fn + l
->→
Fn + f
->PgDn
Fn + b
->PgUp
Fn
押下時の矢印キー、+
、-
、PSc
、ScrL
、Pus
を無効化(普通に@
とか:
とか出るようにした。使わないしタイポの原因)Fn
押下時のIns
、Caps
を無効化(何も反応しないようにした)Fn + u
->BackSpace
、Fn + u
->Delete
を設定
上記を設定したら、本当にホームポジションから手を動かすことが少なくなり本当に快適にタイピングが出来るようになりました。
KarabinerでMacとWindowsでの文字種変更を共通化
現在、仕事でもプライベートでも、MacとWindowsどちらも使うという状況だったので、文字種変更だけでも共通化したいと思いました。
何も設定をしない状態だと、HHKBを接続した時の文字入力の変更は以下の通りとなっております。
- Mac
ctrl
+space
で文字入力変更
- Windows
Kana
でかな入力に変更- 左下のキー(画像の場所)で
半角/全角
キーと同等
通常のMacのJIS配列キーボードでもかな
を押したら日本語入力になり、英数
を押すと英語入力になるので、Windowsと使用感をあわせて、以下の感じにしました。
- Mac
Kana
でかな入力に変更- 左下のキー(画像の場所)で英数入力に変更
Macでのキーマッピングの変更にはKarabiner-Elementsを使います。
↑の画像のキーはMacだと `
として入力されるので、karabinerの設定で以下のように設定してあげます。
こうすることで、MacでもWindowsでもKana
を入力すれば日本語入力となり、上記画像のキーを押せば英数入力になるという感じで、かなり使いやすくなりました。
普段MacもWindowsもどちらも使うので、どちらに接続したとしても同じ使用感でタイピング出来るのは本当に気持ちいいです。
まとめ
1年使うまでもなく、2020年のベストバイの一品でした。
自分は色々とカスタマイズして使っていますが、それをしなくても打キー感の気持ちよさだけでも購入する価値のある品だと思います。
今回紹介した以外にも、HybridTypeなのでUSB給電でも電池駆動でもどちらでもいけますし、USB接続でBluetooth接続でもどちらも可能というのもなかなかありがたいです。
自分は基本的には有線接続で使っておりますが、家の中でちょっと移動して普段と違う場所でくつろぎながらーという場合でも気軽に持ち運んで使用出来るのも便利です。
ちなみに今では出社することは殆ど無いですが、前の部署だとコロナ禍でもそれなりに出社していたので、出社の際にキーボードを裸でバッグにしまうのは嫌だったので以下を購入して通勤してました。(今は全く使っていない。。)